
グレーゾーンと言われた長女のこと

言葉が遅いことがきっかけで、年長のとき発達支援センターで受けたテスト結果で「グレーゾーン」と言われました。(補足はこちら「 言葉の遅れで発達支援センターに通っていました 」)
それまで私も周りもグレーゾーン(発達障害)とは疑いませんでした。
この子は成長のペースが他の子より遅いんだ。と思っていました。
グレーゾーンと言われた時の長女の特徴(4歳)
- 座って話を聞くことができる。(たまに椅子を動かしたり体をよじることはある)
- 自分のことは自分でできる。(基本やりたがり)
- 友達と仲良く遊ぶことができる。(言いたいことが言えないこともある)
- 遊びのルールを理解できる。(体で覚えるのは人並み)
- 妹の面倒・年下の面倒をよくみる。(自分のことより面倒みるのが好き)
- 文脈がない。あのねだらけ!(あのねあのねディズニーランドねシンデレラねあのね住んでいるところがねあのね○○ちゃんがねあのねお城なんだって)
- 前の言葉の発音に舌が引っ張られてうまく発音できない。(ゆい《雪》むいぐるみ《ぬいぐるみ》
- 間違えを指摘されるのが嫌。
- うまく出来ないと思ったらやらない。挑戦しない。
どうでしょうか?グレーゾーンですか?発達障害ですか?
私はそうは思いませんでした。私も勉強は苦手なタイプで、自分の興味があることに対しては物凄い集中するタイプだったので、娘もそうかなと思ってました。
自分が興味を持たないお勉強系は苦手になりそうだな。と思ったのは的中しました(笑)
発達障害の基準とグレーゾーンとは
長女がグレーゾーンと言われたときに、ものすごーく勉強した私の「発達障害」と「グレーゾーン」の見解です。もっと専門的なことを知りたければ、専門家の記事がたくさんでているのでググってみてください。
発達障害 とは
生まれつき脳機能の発育の進み方にかたよりがあり、そのせいで日常生活や集団生活で支障がでている。見た目ではわからない症状がある。
文部科学省《発達障害の定義》
それに対して グレーゾーン とは
発達障害と診断できるような特徴はあるが、診断基準には達しない。
個性が強いとグレーゾーンなのか?
長女がグレーゾーンと言われ、ものすごく勉強しました。なっとくできるまでものすごく調べました。
- 特徴になることがたくさんある
- 個性が強い
それがグレーゾーンなのか?昭和生まれの私の小学生時代、クラスにはたくさんのタイプの子がいた。
怒りやすい。泣きやすい。自己主張が強い。喧嘩っぱやい。飽きやすい。
その中でも個性がずば抜けていたY君。
好きじゃない授業は途中で退場。(自由でいいなぁ)
嫌なことがあるとやらない。(羨ましい、どうして私は周りの目を気にしてしまうのだろう)
嫌いな人には手を上げる。(暴力はいけないとしても、嫌いな人とも無理して付き合わないのが羨ましかった)
彼は、グレーゾーンと言う言葉がなかった時代の、グレーゾーンだったのか?
私は今もそうは思わない。彼は自分の気持ちに正直な男の子なだけだったと思う。
私は昔から個性のある人・癖が強い人に男女問わず魅かれている。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E5%80%8B%E6%80%A7/#jn-79318
↑のgoo先生の「個性」の補足を読んでほしい。どれも素敵なことでしょ?個性が溢れる人が、人と違うことをすることで文明は進化してきたと私は本気で思う。特許を取ったり・デザインしたり、アイディアを生んだり・・・
個性ってお金を出しても買えない、神様が与えてくれた才能なのかもしれません。
じゃあなんで近年グレーゾーンという呼び名ができる程に増えたのか?日本の子供を取り巻く環境が変わったのか?
だから長女にも毎日の用に伝えている
「あなたはあなたのままでいい」
「人と比べなくていい」
「人と同じでなくていい」
「人と違うほうが価値がある」
「ありのままのあなたを愛している」
私は長女をグレーゾーンだなんて思っていない!
個性を持っている素敵で魅力的な女の子!!
と思っている。
賛否あるだろうけど、グレーゾーンって平均値を外した人のことを、勝手に大人が病気予備軍にしただけだと私は思う。